最終更新: 2026年6月21日
監事になったものの、会計監査で何を見ればよいか迷うことがあります。通帳残高だけでなく、予算、支出、請求書、総会資料とのつながりを確認することが大切です。
監事になったものの、会計監査で何を見ればよいか迷うことがあります。通帳残高だけでなく、予算、支出、請求書、総会資料とのつながりを確認することが大切です。
会計監査では、収支計算書、貸借対照表、通帳、請求書、領収書、予算実績、滞納状況を照合します。数字の正しさだけでなく、理事会や総会で説明できる資料になっているかを確認します。
会計監査では、決算書、月次試算表、通帳コピー、請求書、領収書、契約書、総会議事録、理事会議事録を準備します。修繕積立金と管理費会計を分けている場合は、それぞれの収支と残高を確認します。
資料が不足していると、監査の場で判断が止まりやすくなります。事前に管理会社や会計担当理事へ依頼し、監査当日に見る順番を決めておきます。資料一覧を作っておくと、翌年度の監事にも引き継ぎやすくなります。
最初に、期首残高、期末残高、収入、支出が通帳や残高証明と合っているかを確認します。管理費、修繕積立金、駐車場使用料、滞納入金など、収入科目ごとに大きなズレがないかを見ます。
支出では、管理委託費、清掃費、点検費、保険料、工事費などを確認します。請求書や領収書があり、予算科目と合っているかを見ると、総会資料の説明がしやすくなります。大きな支出は、理事会承認や契約書との関係も確認します。
滞納状況は、管理組合の資金繰りに影響します。滞納額、対象住戸数、督促状況、入金予定を一覧で確認します。個人名を公開資料に出す扱いには注意し、総会資料では個人が特定されにくい形に整えます。
未払い金や未収金がある場合は、発生理由と翌期への影響を確認します。会計上の処理だけでなく、理事会が対応方針を把握しているかも重要です。監査では、問題を責めるより、説明できる状態になっているかを確認します。
会計監査で気づいた点は、当年度だけで終わらせず、翌年度の改善メモとして残します。資料の出し方、通帳コピーの保管、請求書の並べ方、滞納一覧の見せ方など、細かな改善でも次の監査が楽になります。監事の交代時にメモを渡せるようにしておくと、監査水準を保ちやすくなります。
監査後は、監事の確認印だけで終わらせず、気づいた点を理事会へ共有します。改善が必要な資料や説明不足だった項目を残すと、翌年度の決算準備が進めやすくなります。
Q: 監事はすべての領収書を確認しますか。
A: 管理組合の規模や資料量によります。大きな支出、例年と違う支出、修繕関係の支出を重点的に見る方法があります。
Q: 数字が分からない場合はどう進めますか。
A: 会計担当理事や管理会社に説明を求め、分からない点をメモします。必要に応じて専門家の確認を検討します。
管理組合の会計監査は、通帳と決算書の照合だけでなく、支出の根拠、滞納、総会説明まで含めて確認します。資料一覧とチェック表を残すことで、翌年度も同じ水準で監査しやすくなります。
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